2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

手紙

ご無沙汰しております。いつも応援してくださってありがとうございます。 お忙しい日が続いていると思いますが体調などは崩されていないでしょうか。 私はブルキナファソでの任期が終わり、パリの空港にいます。 パリの空はどんよりしていて気温は5度です。 …

カルナバル

夜、重たい暗闇と静寂が村を押し包む。 緊張感を破るのはニワトリで、トランペットさながらに鬨の声を張り上げる。 あちらこちらでニワトリの声がつながり、ファンファーレはにぎやかになってゆく。 ブタや羊、ヤギ、ロバのいななき、小鳥の軽快なトゥリルが…

光にひきつけられて

村にいると灯りの大切さを思い出させられる。 電気があるから人は活動できるんだ、と実感する。 人間は万能かのように振舞うけれど 電気がなければ一気に「動物的」になる。 蛍光灯に集まる虫たちを見て、もっと離れたらいいのにばかだなぁなんて思うけど 自…

ロウソク

樹齢6000〜7000年というバオバブを見てある人が言った。 「あんまり動かない生き物の方が長生きするのかもね。 ゾウとかカメとかのろいけど長生きでしょ? でもハエとか絶えず動いてるやつは早い」 生き物にはそれぞれ命の源ともいうべきエネルギーの量が決…

村ステイ

首都から車で南に30分、Komsilgaという村に3泊4日で行ってきた。 読みたい本、終わらせたい作業、やりたいことがいっぱいあるけれど せっかくの「村ステイ」だからいつもと同じことをしてはもったいないと思い 本を一冊も持たずに、ノートと辞書とボールペン…