『ツキを呼ぶ<魔法の言葉>』

『ツキを呼ぶ<魔法の言葉>』五日市剛 マキノ出版ムック


タイトルを見て宗教的なものかと思ったけどそうではない。
薄っぺらい冊子で、数時間で読めてしまうけど、自分の血肉になったと思える本。




魔法の言葉の一つは「ありがとう」



何か嫌なことがあったとき、イライラしたときに使う言葉。
イライラさせてくれてありがとう
嫌な態度をとってくれてありがとう
ぶつかってくれてありがとう



理由をちゃんとつけないと空々しいセリフになってしまうから理由も考える。
風邪をひいた→
これで体調を整えることで大きな病気にならずに済んだ。
体がちゃんとSOSを出してくれてよかった。ありがとう。


自転車でぶつかられて転んだ→
膝をすりむいただけで済んだ。
これで私も相手もこれからもっと気をつけるようになるだろう。ありがとう。




初めは自分でも無茶だなと思って苦笑していたけど
なんとなく嫌な気分をずるずると引きずらなくなった。
嫌な気分でいても何もならないのだから、
多少無茶でもこうしてさっさとリセットして平静を保った方がいい。



それと最近よくするようになったのが深呼吸。
これはこの本にはなかったけどよくいわれている方法で
息を細く長くはきながら自分の中にたまったマイナスのものが出て行くのをイメージし
息を吸いながらプラスのものをとりこむイメージをする。



ときにはとことん落ち込んでしまったり怒ったりもするけど
できるだけ心を掃き清められた庭のような状態に保っていたい。


残りの二つの言葉が気になった方はぜひ読んでください。