夢を語る - マイクロファイナンス

この間、カヤ(Kaya)に行って同期の隊員と話してから考えたこと。


協力隊の任期が終わったら修士を終えるために日本に帰る。
そのあとブルキナファソにまた戻ってきてマイクロファイナンス(貧困者向けの小口金融)の機関で働く。
まだこれから話をしに行こうと思っているところなのだが、
難しい条件があっても乗り越えていく、
"Make it happen"(実現させる)という決意で自分の夢を語ってみることにした。



ブルキナファソでは奨学金の機会が限られている。
あまりよく調べてはいないが、
話に聞いたところでは、初等教育課程においては以前は奨学金があったが今はない。
中等・高等教育課程での奨学金ももらうのが非常に難しい。


奨学金制度は、マイクロファイナンスだと思う。
私自身が日本でお世話になったことがないので知らないことが多く、
もらって逃げてしまったときにどうするのか、とか正直よくわからないのだが
高い返済率が維持できれば決して損はしない制度だと思う。


多くのマイクロファイナンスは、起業家(特に女性)を支援している。


私は将来、仏語圏アフリカでNGOを作ってマイクロファイナンスをしたい。
NGOを大きくしていって、識字教育と職業訓練をする場所を作って
奨学金制度を使って支援をしたい。


奨学金制度、というか全部上手いこと助け合って回ったらいいのに、と思う。
例えば、NGOと契約をした工場で研修生が職業訓練を受ける。
NGOが研修生を支援するため工場は給料を払う必要がなく、
いわば試用期間のようなもので、タダで労働力が手に入る。
(労働力過剰の場合は迷惑なだけかもしれないが。)
その間に研修生はスキルを身につける。
その後できたらそのままその工場に雇ってもらう。
正規雇用されたら給料の一部から返済をはじめる。
工場の人の目もあるから返済率が高くなると思う。
問題なく返済が終わって独立の支援を希望したら支援をする。
そこがまた受け入れ先になって研修生は指導官になる。


そしたら職業訓練をする場所を作る必要もないから指導官を雇う必要もない。
職業訓練前に識字教育をする場所はいると思うけど、
職業訓練施設とちがって設備投資も少ないし、指導官の入れかえとかのリスクもない。
訓練後の就職率もいいんじゃないかと思いたい。
マイクロファイナンスとちがって長期の支援になるから気長にやらないといけないと思うけど。
できないかな〜。


私の大雑把な将来の夢、どう思いますか?