Staff Benda Bilili

日本から送ってもらったCD、Staff Benda Bililiのアルバムを聴いた。
"Benda Bilili"(ベンダ・ビリリ)はリンガラ語で「外側を剥ぎ取れ」という意味。
障害はあろうとも魂は自由なのだ、外側ではなく内面を見よ!
というメッセージが込められている。


障害、貧困、路上生活、ストリートチルドレン、
彼らを表す言葉は暗いがそこから生まれた音楽は明るく、
周りの子どもたちが踊りだしたり笑い声が入っていたり、
その場の空気がつまった特典映像を見て、ぜひ映画も見たいと思った。


アルバム名"Très Très Fort"(=very very strong、邦題「屈強のコンゴ魂」)も明るくていい。


「彼らは不平不満なんて言わないよ。彼らはよく冗談を言う。
自分たちのこと、身障者のこと、みじめな境遇のことを、
笑ったりできる人たちなんだ。彼らには強い威厳がある。」(監督のインタビュー)


メッセージ性の強い歌詞も心に残った。(訳は歌詞カードより)


"The one who is disabled is no different from the others. (why should he?)"
(障害のある子どももほかの子どもたちとちっとも変わらない。(なぜ彼なのか?))

"Il n'est jamais trop tard"
(人生に遅すぎることは絶対ない)


"One doesn't choose one's life"
(誰も自分の人生は選べない)


"Why do you judge me? It's my life
Why do you judge me? That's the way I am"
(なぜ俺たちをバカにする?)


うーん。I love them!