宗教

暑くて苦しいと、何もする気になれずにだらけてしまい、
「こんなに暑けりゃ国が発展しないわけだ」なんて思う。


しかし、生活条件の厳しい地域から宗教は生まれたとも聞く。


中東の50度近くになる暑い地域で真っ黒の布を全身にまとう女性は極端な例かもしれないが、レナの村の教会で、全身汗びっしょりになりながら辛抱して神父の話を聞く人々を見ると、


救いを求めざるを得ないから宗教ができたのだとすると、お祈りやらなんやらのルールに縛られてさらに苦しくならないといけないなんて、人間はなんて不器用な生き方しかできないのだろうと思った。