私の日常生活 (日本語訳)

フランス語の読み書きがなかなか上達しないので日記を書いてみることにしました。
フランス語で書いたあと日本語訳をしたので、
なんだか不自然な日本語だったり、今更な内容もあったりしますがあしからず。


私は二年前からフランス語を勉強しています。
話すのはまずまずなのですが、読み書きが苦手で、
このまま書く練習をしなければ上達しないと思ったので、
今回フランス語で日記を書くことにしました。
間違いを見つけたらぜひ教えてください。


今、私は西アフリカのブルキナファソに住んでおり、
日本の青年海外協力隊として、首都ワガドゥグの識字教育に関する統計を管轄する部署に配属されています。
たくさん書きましたが、つまり教育統計の仕事をボランティアでしてるってことです。


私の日常生活を紹介します。
私は毎朝6時に起きます。バナナ2本と常温の水が朝食です。
起きぬけに冷たい水を飲むと内臓に悪いと聞いたので常温の水を飲むことにしています。
バナナを食べるのはダイエットのためです。3月末に帰国するまでにもう少しやせたいので。
今のところ効果はあまり大きくないですが、これから乞うご期待です!


身支度が済んだら、自転車でオフィスに向かいます。
最近どんどん寒くなっているので少し厚着をしますが、
ブルキナファソ人の多くはものすごく大げさに厚着をします。
セーター、コート、毛糸のもの…っていっても15〜18度くらいなのですが。
日本にいたときはこのくらいの気温なら寒いなんて言ったことなかったと思います。
20〜25分ほど自転車をこぐとオフィスに到着です。
正式には就業時間は朝7時からです。
正式には、というのはその時間に来る人がそんなに多くないからです。


人と顔を合わせるととても丁寧に挨拶をします。
「こんにちは、調子はどうですか?家族は?健康ですか?日本から何かニュースはありますか?…」
こんな感じで、午前中の仕事のほとんどは挨拶なのではないかと思うくらいです。


上述したように、私は統計課にいます。
今は退学と保護者の参加に関するアンケートを行っているところです。
30校の小学校で300人の保護者と90人の教員を対象に質問紙を配布しました。
結果を回収し、集計が終わり次第プレゼンテーションの準備をしようと思っています。
ブルキナでの任期があと3カ月ほどしかないので、急がなければなりませんが、
ここでは何かを急いでするというのは簡単なことではありません。
各責任者に指定の期日までに回収することをお願いしたのですが、これまででまだ15校分しか集まっていません。
でもまあ、なんとかなるでしょう。
このサバアレ、「なんとなかなる」というのは何か良い結果を望みつつも放っておきたいときにとても便利な表現です。


午後12時半になると、みんな昼休みで外に出ます。
私の場合、30〜35度の炎天下自転車をこぎたくないので家には帰りません。
日本人女性としてはあまり日焼けしないほうがいいかなぁと思って…。
なのでオフィスに残って野菜のサンドイッチを4分の1バゲットと果物を食べます。
ブルキナでは果物が安いです。私はマンゴー、パパイヤ、マンダリン、パッションフルーツ、バナナをよく食べます。


15時に仕事を再開し、17時半まで働きます。
私はいつも帰る途中で買い物をしますが、昨日は豚肉を買いにスーパーマーケットに行きました。
スーパーで物を買うと地元の市場より高くつきますが、
ブルキナはイスラム教徒が多くて豚肉をあまり食べないので仕方がないのです。


昨日はお好み焼きを作りました。
フランス語の辞書によるとお好み焼きは「野菜と魚介、肉、小麦粉の生地で作った分厚いクレープ」だそうです。
すごくおいしくできて、ビールが欲しかったです。
最近、料理にはまっているんです。常に次のごはんは何を作ろうかと考えています。
えーと、ちょっと説明を加えないといけませんね。


2週間前、クドゥグというブルキナで3番目の都市の友達の家に行ったんです。
クドゥグはワガドゥグからバスで1時間半のところにあり、
そこで開催されたNAKという音楽祭で他の隊員といっしょにソーラン節を踊ってきました。
その日のプログラムの最初だったので残念ながら観客はあまり多くありませんでしたが、
踊った後はたくさん拍手をもらいました。
ああ、食べ物の話をしなければいけなかったのでした。
その友達の作った料理が最高だったんです。
ピザを12枚も焼いてくれたんですが、その窯がなんと手作りだったんです。
なんてバイタリティ!ピザ窯を作ったということにすごく感銘を受けました。
それで私も料理をもっと覚えようと思ったのです。
実際、食べるための料理ならこれまでもしてきましたが、
もっと食を満喫するために料理のノウハウを身につけようと思ったのです。
なのでワガに戻ってからはいろいろ作っています。
オレンジゼリー、ハヤシライス、ガトーショコラ、チーズをのせたパン、ハンガリアンポテトなどなど。
料理は楽しく、特に誰か他に喜んでくれる人がいるとすごく気持ちがいいです。


食事の後はお楽しみの時間、フラメンコギターの練習です。
ギターを弾いていると何時間でも過ぎてしまいます。
私は2年前にこの趣味を始めました。
アフリカ行きが決まったとき、持ち運びしやすい楽器を始めたいと思っていたときのことです。
(それ以前はピアノを弾いていたのですがブルキナにはピアノがないだろうと思ったので。)
その頃神戸で大学院生をしていました。
ゼミの先生の誕生日パーティーに出席したとき、生徒の一人がフラメンコギターを演奏したのです。
すごく感動的な演奏でした。
演奏が終わったとき、私はフラメンコギターを始めることを決めてしまっていました。
その人にギターを教えてくれるように頼み、いっしょに楽器屋に行ってもらいました。
いくつものギターを試したあと、一つ選んでくれました。
少し高かったのですが音がすごく良く、見た目もとても気に入っています。
その頃はどちらの足にギターをのせていいかさえわからなかったのですが、
今ではフラメンコの曲を5曲、他にもジャズやクラシックの曲が弾けるようになりました。
ギターの先生と再会するのが待ち遠しいです。
イエメン人なので日本にまだいるかわかりませんが、
もしいなくてもインターネットを通じて演奏を見てもらってアドバイスを仰ぎたいと思います。


結局寝るのは夜10時か11時、ときどき12時になります。
本を読んだり、映画を観たり、フランス語の勉強をしたり、
自由な時間を過ごすのが好きなのでついついやめられません。


ふう。ちょっと書きすぎた気がします。疲れたのでこの辺で。