ウィスキー

先日、知り合いのアメリカ人が家に来たときに手土産にウィスキーを持ってきてくれて
みんなで少し飲んで8割くらい残ったのをそのまま置いていってくれた。


値段を聞かずにお礼を言って受け取ったが、後から15000フラン以上はするだろう、と言われて驚いた。


100フランのサンドイッチが150個も食べれる。
でも日本円にしたら3000円。そんなもんか、とも思う。


ドルや円に計算して考えるブルキナの物価と
サンドイッチがいくつ買えるかという計算をして考える物価でものすごく開きがある。


一日で20万フラン以上使って豪遊することもあるというアメリカ人と500フラン以下で暮らす大勢のブルキナ人。
ドルに直したときに「安い」と思う分だけアメリカに行ったブルキナ人は「高い」と感じるんだろう。


貧富の格差が大きいことの功罪を考えるともちろん「罪」のほうが大きいが、
外国人や富裕層がお金を消費しやすい環境であるともいえるのではないか。
何かこれを利用して貧困層を支援できるような方法はないものか。