試供品 〜二年間の過ごし方〜
「協力隊」が持つ意味は人によってちがう。
「夢」、「経験値」、「恩返し」、「休暇」、「逃亡」、「資金源」…
23歳、学生、社会人経験なし。
私にとっての協力隊は「試供品」だ。
男性にはわかりにくい例えかもしれないが、
化粧品を買ったり街中を歩いていると
「よかったら使ってみてください」といってタダでもらえるアレだ。
お得で手軽、失うものがない。
2年後の自分へ。
任期の終了は「終わり」じゃない。
これから本気で「始める」か決めるときなんだと思う。
あと数時間で赴任する。
次に何に手を伸ばすかの判断をするために二年間を過ごそう。